る蕎麦切り包丁は全て信濃町の鍛治職人、畑山さんが打った物を使っています。
北信濃の打刃物は伝統的工芸品に指定されており、信濃町でも昔は数十人の鍛治職人がいらっしゃったようです。ですが、今では6名ほどになってしまい、ほとんどの方が鎌などを造っているようで、包丁を打つ方は畑山さんだけになってしまったそう。。
畑山さんの包丁には、使い手が長時間使用しても手が疲れないよう考え尽くされています。
そば職人が腱鞘炎にならないようにと。。その温かさが伝わります。
畑山の包丁を永く使いたいので今回も総重量や柄の厚さ、長さなどをご相談させて頂きオリジナルの包丁を打って頂きました。
柄はまた木材で自作する予定なので3箇所に穴をあけて頂きました。
いつの日か息子がそば屋を継ぎたいと言う時が来るまで大事に保管しておきます。