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とがくしの日々

作り手の想い

頃よりお世話になっている松本にある大久保醸造さんへお邪魔してきました。
会長さんとのお話しはとても楽しく為になる事ばかり。

原料へのこだわり。 作り手の顔、そしてその理念に共感を得てからお付き合いが始まり、仕入れる原料は等級品のみ。

青森の大豆とお米の生産者もすごい。過去には天皇陛下にも献穀されたそうで、その栽培方法というのがお米と大豆の畑を交互に入れ替えるという。
そして病原菌や害虫の増殖を抑える事により有機栽培を可能とするそう。
生産者と製造者の想いを伺い、なるほど醤油が美味いわけだ!と感じる。
醸造所も拝見させて頂いたがこれまたすごい!
特大のもろみ製造樽を作り、表面は全て自身で漆塗りしたそう。
そして醤油を貯蔵しておく地下は昼間の気温より15℃以上低く真っ暗なので醤油が劣化しないという。
地下なのにジメジメしないと思ったらコンクリートの周りは全て大量の炭で覆い湿気を取っているそう。
だからカビ一つ無い。。
また、機械の多くはオリジナルで、全ては美味い醤油を作る為。

会長は石臼の製造も手掛けていたそうで製粉やそばの知識も豊富。
お蕎麦屋さんより知識があるかもしれない。。。
とにかくどんな事でも自分が納得しないと気が済まないそうでそこにはとても共感しました。

自分は日頃より良いものを使わせてもらっている。それに恥じないよう今後も精進して参ります。